『オペラ座の怪人』は凄いし、好き。

『オペラ座の怪人』をひたすら愛するブログです。

2012年9月30日 東京公演

ファントム   高井 治
クリスティーヌ 苫田 亜沙子
ラウル     鈴木 涼太
カルロッタ   浅井 美波
メグ・ジリー  西田 ゆりあ
マダム・ジリー 戸田 愛子
ピアンジ    永井 崇多宏
アンドレ    増田 守人
フィルマン   平良 交一
レイエ     深見 正博
ルフェーブル  岡本 隆生
ブケ―     寺田 真実

オーケストラ指揮 濱本 広洋

指揮が濱本さんの日は、指揮が素晴らしいので、舞台、オケピと見どころ増加で忙しい(笑)。しかも今日のカテコで、濱本さんはまた舞台に向かって拍手され、やっぱりいつもそうしていたのか、それとも誰かのお疲れ様?と心がざわつきました。

オークション(プロローグ)
この場面からレポをするのは初めてですが、今日のオークショナーが岡本さんで、素晴らしかったのでピックUP。過去2回拝見したかどうかのレアな岡本ルフェーブル。ルフェーブル役はオークショナーと2幕の警察長官みたいな役も演じられるので、ひとり3役の違いを拝見できるおもしろいポジションです。
岡本さんの素晴らしさは、荘厳なそのお声。初めてその素敵なお声を聞いたときは、セリフだけなのに引き込まれてしまいました。セリフの間合いとアクセントの個性が素晴らしい19世紀の雰囲気をさらに岡本さんの独特な声が盛り上げてくれます。

ハンニバル
浅井カルロッタの第一声で、調子の良さを確信。
毎回凄いけど、今日は浅井カルロッタの高音しか聞こえない、という場面が多かったです。このシーンから全体的にテンションが高いな、と感じました。

ザ・ミラー
「わーたしのー 宝ものにー」
高井ファントムの本日の美声はいつもの迫力。前回の「元気」さはさすがに継続ならずも「気迫」がカバー。
この第一声には毎回「きたきたきたぁぁぁ」とゾクゾクします。
迫力も声量もすごいので、もしかして今日は好調なの?とこの時点では期待大。
鏡が開いて、高井ファントムの手がクリスの手を取るシーンは何回見ても100%テンションが上がりますね~

オペラ座の怪人
セクシーファントム、前髪邪魔な振り、がなんだか微妙で、ま、いっかで終わってしまった(笑)。けど、今日も怪しくて素敵でした
先週も「歌え!エンジェルオブミュージック!!」のセリフがハイだったけど、今日もテンションが高くて、いい!

ミュージック・オブ・ザ・ナイト
高井ファントム好調かな、と思っていましたが、ここまでくるとわずかながら声帯疲労を感じてしまい、今日は7公演目だし疲れてるかー、そっかーと思う。
それでも「心のおもむくまま―――」は響き渡っておりましたです。
しかしここはつい佐野ファントムを思い出し、実は前回、佐野さんを思い出しながら1か月ぶりの高井ファントムと聞き比べてしまいました。単に時間の開きが、佐野ファントムいいと思わすのか?と思って聴いていたんですが、やっぱりここは佐野ファントムの方が聴きごたえあるな、と今回も思っちゃいました。声量は変わらないと思いますが、なんというか、佐野ファントムは「まま―――」の瞬間、「怖さ」を感じるんです。いろんな意味で、心のまま何すっか分からないぞ、と。恐怖の中では恋愛感情が高まりやすいと聞いたことがありますが、そういう感じ?と思ってます。なので、これまたいろんな意味のゾクゾク感がたまらなく、怖いもの聞きたさ(笑)?で佐野ファントムに想いを馳せてしまうのです。
「私にさわってほしい」の高井ファントム、今日は控え目ながらといっても高木クリスとは天と地ほどの差がありますが、まぁまぁガッツリ触って、そのあと!高井ファントムの右手の運びを今日はじっっっくり拝見。やっぱり片時も苫田クリスの体から離れることはなく、官能的な指先は体→上腕二頭筋→ヒジ→腕→手首を滑って、手を握り締めました。わー、新しい興奮ポイントを発見!
これが高木さんになると、どーなるんだろー。

怪人の隠れ家
クリスがファントムの仮面を剥ぎ取って逃げるシーン。ここでなぜか私は高井ファントムと苫田クリスをまるで「夫婦」やな、と思ってしまいました。なんというか、きっと逃げるタイミングとか、追いかけるタイミングとか、二人の呼吸がピッタリ過ぎて素晴らしいな、と。2人の一挙一動が完璧なんですよね。

プリマドンナ
ここでも浅井カルロッタの迫力を堪能。彼女の声は天まで届くメサイアです(笑)。河村さんの次にグリザベラ行ってしまうかもですね。行かないでほしい・・・
「歌えー!!」も浅井カルロッタの声が飛び抜けていました
しかし、アカデミーで拝見した時は本当に若くて才能あるお嬢さんて感じですのに、カルロッタになると貫録十分。当たり前とはいいながら、役者さんて本当に舞台の上では別の人生を歩んでいらっしゃるのですね。

オペラ座の屋上
ALL I ASK~前半で涼太ラウル、苫田クリスの手を両手で包みその手にキス・・・・ってそうだった?手にキスは最後ボートに乗った時だけかと思っていたので、もう少しで「え」って声出しそうになりました。今まで見落としていたのかしら~。
で、相変わらず満面の笑みで苫田クリスを見つめる涼太ラウル。この時だけはなんぼ本気になっても「演技」で片付くからな。
ところで、今日のキスシーンは苫田クリスの顔の角度がいつもと違くて、キスが良く見えた(笑)。涼太ラウルと顔が離れたとき、なんと!
うっとり顔の苫田さん!可愛い!!!
さらに今日の涼太ラウルの「クリスティーヌ、I LOVE YOU」は心を込めすぎてか、かすれ声になって、本気のI LOVE YOUをうっかり聞いた気分です。
この感じのおかげで、今日はどうもラウル寄りのクリスになったような気が最後までしてしまいました。しかし、苫田さんの表現するクリスの揺れ動きが感じられたのは、素晴らしかったです。

マスカレード
大階段からファントムがスコアを投げる、高井さんが難しいと言っていたシーン。
ドサドサ・・・ スコアがアンドレさんの手にあたるものの落下。やっぱり難しいのねぇ・・・。でも落としたのは20年で初めて見ましたから、逆に毎回よくうまくいってたものだと感心してしまいました。
このあとファントムが消えて、ダミーファントムが階段を駆け下りますね。
前回もそうでしたが、新ダミーになったようで、すごくスロー。いいんですよ。だってあの階段怖いってよく聞きますし、実際駆け下りるなんて恐怖です。これまた逆に、今までのダミーファントムが猛ダッシュで駆け下りていたのが、毎回思っていましたけど凄いなって。新ダミーさん、頑張れ(笑)!

墓場にて
本日の苫田クリスは絶好調とはいかないけど好調で、大好きなこのシーンは、相変わらず大迫力の歌唱。
「こ の 苦しみ 悲しみに わ か れを告げるために」
亜沙子ちゃーん、すごーいと胸中絶賛。
高井ファントムとの2重唱で、ここでも夫婦感を感じ、それはまるでファントムとクリスの来世を予感させるいい感じでした。
とそこへ、横恋慕の涼太ラウルが(笑)。
「たとえ彼女を 監・禁 したとしてもな!」
今日はドスが効いて(笑)、おかげでファントムvsラウルのクリス争奪戦な感じが楽しめました。

ポイント・オブ・ノー・リターン(ドン・ファンの勝利)
アカデミーに参加したことで、今までスルーだったところがとても楽しめました。
特にあのシーンはやたら人がこちゃこちゃ居る割に、誰がなんなのかよく分からず、意識的には無視です。
しかし、あれが酒場の奥さんで、あ、あれが娼婦ね、そしてこれが聖職者のくせに悪の二人組か~とじっくり観察することができました。なので皆さん、ぜひ機会がありましたらアカデミーなり見学会なり参加してみてください。きっと新しい楽しみ方が出来ると思います
で、おなじみの情熱ベンチは、夫婦感が邪魔してか、まさに高井さんの仰る「台本通り」な感じを受けてしまい、期待していた程のドキドキは行方不明となってしまいました(笑)。
しかし、マントからのぞいた高井ファントムの白くて美しい指先に今日はくぎ付け
ファントムの姿のままで、高井さんの手に触ってみた―い
あくまで、ファントムの姿のまま。ここ大事です。

ラスト 怪人の隠れ家
「悲しみの涙今 憎しみにかわる  
の苫田クリスの迫力が凄かったせいか、3重唱の迫力までも倍増。
ラウル「君を思ってやったのだ」
クリス「さよなら 裏切りの友」
ファントム「もうだめだ 取り返しはつかぬ」
の掛け合いの勢いは、鳥肌ものでした。
高井ファントムの「クリスティーヌ、I LOVE YOU」は寸分の狂いもなく完璧で、
感無量。
高井さんが 「体は離れていても、心は一緒だよ」 と思って演じている、と仰ったのを久しぶりに思い出しました。
「わが愛は 終わりぬ」は声が裏返ってしまったけど、「夜の調べとともに  」のロングトーンは完璧で、今日は思わず胸中「うまい!」と叫んでしまいました。

カーテンコール
本日は6回です!!
いやー、いいねぇ
毎回、これくらいのカテコじゃないと完全燃焼できなくなってきました(笑)。
で、7回目もあるかなーとにわかに拍手が続いていて、そのせいもあってかオーケストラの見送り演奏がそぉーっと始まって、ちょっと笑っちゃいました。濱本さん、良い人です。濱本さんでしたので、今日は最後まで演奏を聞いて帰りました。

おまけ
オヤジは2幕目、帰りませんでした~(笑)。
はは。

先週観に行ったばかりで書くことがあるのか、と時々思うのですが、そこがオペラ座の凄いところ。同じキャストでも本当に毎回違う感動と発見があります。今回もそれを改めて感じました。相変わらず長文のご精読、ありがとうございました!!
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