『オペラ座の怪人』は凄いし、好き。

『オペラ座の怪人』をひたすら愛するブログです。

オペラ座屋上
「ザ・ファーントム・オブ・ジ・オペラ 今 潜むの(ぞ)」
涼太ラウル、土居クリスだとここピッタリなんですね。
やっぱり一緒にお稽古した時間がクリス&ラウル愛に比例するんですなぁ。

All I ask of you
パニくるクリスに両手を広げ、力強く恋人の名を呼ぶラウル。
「クリスティーヌ!」
ひー、涼太さん、いつからそんな男らしい子爵様に!?
これはカッコイイです。素敵です。あらあら、どうしたことか。
「涙おふき 心静めて」
とにかく優しいし、心がこもって、ザ・包容力みたいです。
この後のアカデミーを聞いていても、ここでラウルとクリスがラブラブじゃないと、
ファントムの嫉妬につながらない、というのをきちんと意識してるよう。
あとは土居クリスとの歳月でしょうかね。
あ、キス時間はフツーでしたし、今日はパリ・オペラ座から
世界のどこかに飛ばされることもなく(笑)、素敵なオペラ座屋上と星空でした。

アポロシーン
「愛を与えた 音楽を与えた   
この高音、テクニックって感じで、佐野さんは大変な努力家ですね。
喉をこういう形にしてるんだろうな、と私なりに想像するとこれはきつそう。
「クリスティーヌ…」
もうここで涙がどわーっと来ました。
ラウルとクリスの「二人は共に」な歌声に震えだす佐野ファントム。
哀愁とこの後すぐの狂気、あの薄暗さにあってしっかり体感。
「決して 許しはしないぞ        おっ」
怒りの迫力ロングトーン、云い捨てるような「おっ」、これがなぜか凄く良くて。
心に残る素晴らしいアポロシーンでした。

マスカレード
佐野ファントムは、顔が見えるわけでもないし、歌もテープだし、
ここはあえてファントムを書くことがないのですが、
佐野ファントム、Red Dethの衣装が似合い過ぎ
その立ち姿が目に焼き付いて、あの衣装をこんなに格好良く、
ファントムたらんと着こなせる佐野さんが凄いし、素敵

(2幕の)マネージャーシーン
淡々と、相変わらずの迫力と声量で君臨している河村カルロッタだったんですが、
このシーンで、うわ、これ本気で言ってるんじゃ?なセリフがあって。
「クリスティーヌのど、こ、がいいのっ!」
あの怒りむかついたような表情も忘れられません…
あ、もちろんお芝居の上、は大前提ですが、リアルでしたねぇ。

墓場にて
土居クリス~、素晴らしかったよ~
「明日生きる力を 与えてほしいいいいいいい
土居さんのソプラノでここを本気でいったらきっと素敵!
と思っていたので、まさに「うわ~」でした。
でもきっと、まだ上に行けそう。
今は無茶はしない、けど実力はもっとあるような気がしました。
それでも、今まで見た土居クリスの中で一番の「墓場にて」でしたね~。

Wandering Child
佐野ファントムは申し分ないし、土居クリスも相手が「大先輩の先生」とあれば、
本気でぶつかっていかないとね(笑)。
もちろん、お二人とも迫力全開、素晴らしかったです。
で、佐野ファントムとデュエットして一番素晴らしいクリスは誰か…
佐野さんの細かい低音ビブラートには、やはり同じく細かくビブラートできる
ソプラノが一番の相性かな、と思いました。ファントム&クリスの声の重なりを
そのビブラートに感じることが出来るかも、と思って浮かんできたのはただ一人。
(本気の)高木さんなら完璧ですね。実際、素晴らしかったしなぁ
で、ラウル登場のイライラファントム。
「さぁこちらへ 立ち止まるな」
立ち止まらないと殺される、と思いますね、これ。
・・・佐野ファントムの狂気はダントツにリアルです。
しかも、ちょっと首をかしげてるだけなのに、それがまた怖いし、まさに「狂った人」。

ポイント・オブ・ノー・リターン
マント姿は、何を置いても素敵な佐野ファントム。しかもここで、佐野さんモットー
「セリフのように歌う」の意味がよーく分かりました。
MOTNは夢見心地重視なので、なんとなく心に入り込んでくるような…
な歌い方ですが、ここはクリスにガツガツ愛を告白して、人間味がどっと増すためか、
佐野ファントムの歌う言葉が、心にガッチリはまり込んできます。
言葉パズルのピースが舞台から高速で飛んできて、迷いなく心の台紙に一発で
はまる。PONRという絵が出来上がり、なおかつ理解した、という感じ。
「心を決め 運命に従え」
「もはや退けない」
心を決めなくては…、運命に従って…、もう退くことはできないし…。
と思って聴こえちゃったんですよね。これ、怖いなと思いました。
ある種の洗脳というかね。佐野さんの伝える力が、凄いです。
クリスとの片手つなぎ、ベンチでの貝殻つなぎ、そんな官能はないけど、
「離さない」を強く感じました。マントに覆われてもあの狂気感…
しつこいようですが、凄いです
ここのファントムって、官能よりも狂気を優先した方が成立するのかなぁ、
と考えてしまいました。佐野ファントムには、色々感化されちゃいますね。
ところで、前半情熱ベンチの土居クリス、ファントムの歌に
自身の体をまさぐる所ですが、なんか、ぐちゃぐちゃです。
できれば、決まったルートを考えて頂いて、その日の気分だと
よく分からない手の運びです。どうしたいのか、かゆいのか、具合が悪いのか、
大丈夫かな、みたいな。

ラスト
あの~、とにかく凄くて、文章に書くには何を持ってしてあの素晴らしさを
伝えたらいいのか分かりません。観に行ってください、としかいいようが
ありませんが、頑張ってみます。

クリスに「けがれは心の中よ」で動揺しまくる佐野ファントムの表情だけで、
もう涙腺がゆるみ出しました。あの切ない瞳、この人だけはやっぱり自分のことを
理解してくれる唯一の女性、と哀願するような表情は素晴らしい!
「さぁ、選べどちらか どうする」
でオルガンダッシュのファントムなんですが、佐野さん、3歩ですよ!
しかも全然ダッシュしてない、というかそんな必要がない(笑)。
「悲しみの涙今 憎しみに変わる」
オルガンからずっとクリスを見つめ続ける佐野ファントム。
みなさん、ここの表情、凄いですよー!
表情はほとんど動かさないのに、「驚き、困惑、狂いそう」が佐野ファントムの
瞳から分かっちゃいます!ひー、これは凄過ぎる~
以前より間違いなくパワーアップ!完璧な表情です。
もうねぇ、このラストの佐野さんはエリックでした。
完璧って、佐野さんのこと云うのかな。
「私を選ぶか こいつを選ぶか」
出ました、怒りと狂気のこぶしをグッとおさめていく佐野ファントム。
なぜかこれがとてつもなく切ない。
涼太ラウルも渾身の歌声でしたが、もう佐野ファントムが凄すぎて、
クリスもラウルも見る余裕ゼロ。
「許さない 選べ」
セリフも明確・直球、その一音一音がきちんと心に刺さって溶けていきます。
「今見せてあげる 私の心」
土居クリス~、マリア顔可愛い~
クリスのキスに、驚き、目を見開き、抱き締められて力が抜ける佐野ファントム。
クリスにもう一度キスをされて、目を閉じながらもクリスを手放す時を
悟ったような表情。この後が…なんとか保っていた涙のダムが決壊した瞬間でした
震える手で、土居クリスを抱き締めようとする佐野ファントム
最後の最後の最後で、もう少しで土居クリスの背中に触れる!直前に体を離しました。どれだけ、クリスのことを抱き締めたかっただろう…ファントム。
と、書いてる今も泣いてます
わずかな威厳を保ちつつ、ラウルの縄を切る佐野ファントム。
「行け、行ってくれ、お願いだぁぁぁぁぁああああああ」
もう場内、すすり泣きでいっぱいでした。
「クリスティーヌ、I love you」
優しい、I love youでしたね。
「わが愛は終わりぬ 夜の調べと共に       いいいいい
異常に長いロングトーンの上、最後は渾身の力を込めた強いフィニッシュで
思わず「凄い…」とつぶやいてしまいました。
この東京公演最高の「夜の調べと共に」だったと思います。
「凄い」以外の言葉が見当たらないのと、
あったとしてももう言葉では追いつかない感動と迫力。
佐野さんのファントム解釈の深さ、オペラ座ご出演の歴史、
すべてが詰まった佐野ファントムでした。
佐野ファントムは、凄すぎる

カーテンコール
7、8、9回??
例によって数えてませんが、9回は言い過ぎかな(笑)。
カテコ3回目、佐野ファントムが一歩前へ出られて、スタオベ。
とにかく佐野ファントムが登場した時の拍手は、異常でした。
拍手の熱さと厚さも更新したかも、とさえ。
「佐野さ     ん!」
思い切って(笑)。万が一今日が最後の佐野ファントムだったら、と思うと。
佐野ファントム、おひとり幕前カテコ、感動しました~
毎回きちんとお辞儀して、舞台袖にはけていく佐野さん。
その時の指先ももちろんキッチリお揃いです。
今日は手を振らず、ひたすら拍手
佐野さんのオペラ座歴史を背負ったファントムに
「ありがとう!!」
でした。本当に素晴らしいファントムを拝見させて頂きました。
佐野さん、ありがとうございました!
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