『オペラ座の怪人』は凄いし、好き。

『オペラ座の怪人』をひたすら愛するブログです。

(2幕)
墓場にて
「でももう寂しさに耐え~」
キタキタキタ          
「与えてほしいいいいいい
苫田クリスの広げた両手から巨大なシャボン玉が場内一杯に膨れ上がり、
最後はキラキラの水滴がはじけ散るよう。
亜沙子ちゃん、今日は連登の中でも一番素晴らしい「墓場にて」だったと思います。
いつも素晴らしいのですけどね

Wandering child
「ここへおいで クリスティーヌ 私のもとへ」
うんうん、うなづく苫田クリス。
私だってうなづきまくります。むしろ言われなくても佐野ファントムの居る
十字架によじ登ってですね、いくらでも「あなたのもとへ」。
エエエンジェル・オブ・ミュージック 
 もう一度二人は共にいいいいい
佐野ファントムも苫田クリスも声量異常に凄かったのですけど、
苫田クリスがこれでもかってくらいの迫力で、ちょっとこの時は
「どーしちゃったの?亜沙子ちゃん」でしたが、佐野さんラストを
分かってのことなら、そうだよね・・・と逆にしんみり
四季の中では良くないけど、凄く「感情的」で個人的には良かったです。
あぁ、思い出しても苫田クリス、切なさMAX迫力の声量でしたな。

ポイント・オブ・ノー・リターン
苫田クリスの情熱ベンチで体をまさぐるシーンを全く見ていなかった
と、今頃気づきちょっとショック
というわけで、佐野ファントムへの集中力は、ここが最高視聴率でした
「もぉぉはや 退けぇない 振り向くな
 たぁわぁむれぇぇぇはこれまでぇだぁああ」
この低音ビブラートは、瞬殺です。もう涙目で、こんなところから泣く人はいないぞ
と言い聞かせ、ほっぺをうにうに触りながらこらえました
92年のキラキラと佐野ファントムの素敵さゆえ、
佐野さんだけをひたすら見つめ続けます。
「恋の血が通い 恋の炎燃え」
苫田クリスをしっかり握り締める佐野ファントムの美しい指先。
ここでも、指先はちゃんとそろっています。凄いです。
執拗にクリスの腕をつかんで離そうとしない佐野ファントムの狂気は、
マントに覆われていようとガンガン伝わってきました。
しかも顔が完全に隠れているのに、なぜか表情が浮き上がってきそうな気迫。
「どんな時でも二人の誓いは」
佐野ファントムの切なさそうに自分の指から指輪を取る表情もたまりませんね。
「お願いだ、クリス、僕をひとりぼっちにしないで」
いや、ここは泣いてもいいのでは?これは泣きますよ。
だって、エリックがそこに居るんだもの
母にも嫌い抜かれ、その母を愛しながらも憎んで生きてきてしまった彼が、
愛してほしいってやっと言えた瞬間なのですから。
でも愛はもらうものではなく、無償で与えるもの。
「愛を与えた~」からといって返ってくるものでもないことを
まだ分からない50歳のエリックがまた切ないですよね。
客席に向かって自分の顔を突き出す佐野ファントム。その顔が人々を怖がらせ、
それは威嚇もできることを知っての動作なのか。
実際その瞬間、私も「うっ」と少し眉をひそめてしまいます。
そして確かにそこに「素敵」とか「カッコイイ」はありません。
「見てはいけないものを見た」気分でした。
これは、佐野ファントムの演技力が引き出した感情です。
こうした観客の感情の引き出しをどれだけ多く開けられるか。
本物の役者さんにしか出来ないことと思います。

クリスと再びボートに乗って隠れ家へ
「人殺しを捕まえろ!」
その瞬間振り返る佐野ファントムの見開いた瞳に、何千回も「けだもの」「化け物」
とののしられ続けた「ズタズタの心」と「脅え続けた人生」を見るようで、
また、とわっと涙が溢れました

ラスト
(ここで涼太ラウルを観る余裕は全くありませんでした
「醜さは 顔にはないわ」
佐野ファントムの「はっ」とした表情、あの瞬間私にはちょっとだけ子供顔にも見え、
母からそう言ってもらえたかのような驚きを含んでいるようです。
それなのに!「ほら どうやらお客さんだ!」であっという間に50歳の悪魔に(笑)。
この切り替わりの技術といったらいいのか、心のスイッチ力がなんとも芸術的です。
佐野さんによる、エリックという芸術を観ているんですね。
チケット代は確かに安くはないけど、この芸術の時間を買うには惜しくない。
佐野さんファントムはじめ、オペラ座って本当に価値があると思います。
「支度はできた 手を合わせて頼むのだ」
「助けてください どうか クリスティン!」
佐野ファントムのこの怒鳴り具合、大好きです。
しかも名前変わってるし(笑)。でもいいです。
「憎しみの涙今 哀しみに変わるううううう
あろうことか、佐野ファントムに集中しすぎて苫田クリスの「ううう」さえ
思い出せません。この時の佐野ファントムの表情を、もう食い入るように
見つめて耳が退化する始末。
「もうだめだ 取り返しはつかぬ」
「望みはここで消えても」
「私を選ぶか こいつを選ぶか」
ううう、クリスに怒りと哀しみと懇願の佐野ファントム
素晴らしい表情です!
「絶望に生きた 哀れなあなた」
ここはちゃんと苫田クリスを見ました。苫田さんのマリア表情は年季の賜物ですね。
ただほほえんでも駄目だし、可哀想にしても駄目だし、とても難しい。
「慈しみ悲しむ」表情は一朝一夕でできるものではないでしょう。
全てを圧倒的に包み込む、最高に優しい顔の苫田クリス
「今見せてあげる 私の心」
キスの瞬間、驚き、目を閉じる佐野ファントム。
佐野ファントムはこの時から、じわっと泣いているのかもしれません。
佐野ファントムの背中を ぽん、ぽん、する苫田クリス
(ウワサによると今日は3回!)。
すでに泣いてるけど、泣くー
脱力の中、背筋を伸ばし、威厳を取り戻していく佐野ファントム。
ラウルの縄を切る瞬間の「優スマイル」なかったですね…
何となく目を細めただけで。それでも一度クリスを見つめる姿は最高。
「行けぇっ!」
「行ってくれお願いだああああああああああああ!!」
うー
このどうしようもない空気は、あの場所に居ないとダメです。
うーとか、あーとか、もう言葉にならない。
「マスカレード 仮面に隠れて 生きてきたこの人生」
「クリスティーヌ I love you」
もー!!!超心こもってる!
指輪にゆっくりキスをして、シクシクとベールを抱き締め、
クリスを見送る佐野ファントムの背中…
この場面で云うのもなんですが、カッコイイ…
「わが  は終わりぬ よぉるぅのし・ら・べとおおおおお
とぉもぉ・          いいいいいいいいいい!!
これはエベレスト山頂から叫びますよー!
                 いっ!!
ホント―に凄い!迫力の声量でMAXハイロングトーンです!きゃあああ
分からないけど、なんか叫んでおきたい。凄いよ~、佐野ファントム~
          
      佐野ファントム!最高でした!!

カーテンコール
今日は6、7回くらいですか?
「佐野さ    ん!」
「佐野さ    ん!」
「佐野さ    ん!」
何度叫んだか分かりません。今日も佐野さん最後かも、と思ったら、
もう亜沙子ちゃんコールも涼太さんコールも無理でした。
1階席はほぼスタオベ状態で、佐野さん登場には万雷の拍手
じっくり観客席を下手から上手へ、2階席も同様に視線を送って、
キチっとお辞儀をしてはけていく佐野さん。「紳士」です。

キャス変を確認し、多分ラストと思われる5/19の佐野さんのファントム。
5週連登で、このクオリティー維持は大変素晴らしかったと思います。
誰も手を抜くことなく、オペラ座キャスト一丸となって演じきってくれた
この1か月ちょっと。どの日も思い出深い、満足のオペラ座でした。
そして佐野さんの存在感は圧倒的で、オペラ座の気合いが違う。
25thの空気もあったと思いますが、緊張感&ハイテンションの中
お客様のために!なカンパニーを感じました。
何より涼太さんの変貌ぶりには目を見張るものが(笑)。
涼太ラウル、素晴らしかったな~。

オフ会にご参加くださったファントマーの皆様、お疲れ様でした。
興味深い視点をお持ちの方が多く、本当に楽しいオペラ座トークとなりました。
ありがとうございました。
そしてコメントを承認制にしましたので、UPに少々お時間頂きますが
ご協力お願い致します。すみません。

素晴らしかった佐野ファントム×苫田クリス×涼太ラウル
もちろん素晴らしかった全てのオペラ座キャスト&スタッフ
お会いできたたくさんのファントマーさん
今日も何でもない日の最高な「オペラ座の怪人」
「ありがと     !!」です。
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