『オペラ座の怪人』は凄いし、好き。

『オペラ座の怪人』をひたすら愛するブログです。

ファントム   高井 治
クリスティーヌ 笠松 はる
ラウル      岸 佳宏
カルロッタ   吉田 絢香
メグ・ジリー  小林 由希子
マダム・ジリー 横山 幸江
ピアンジ    永井 崇多宏
アンドレ    増田 守人
フィルマン   平良 交一
レイエ     斉藤 譲
ルフェーブル  寺田 真実
ブケ―     金本 和起

オーケストラ指揮 吉住 典洋

プロローグ後、幻想的に天上へと上がって行くシャンデリアを見つめ、
すべてはこのシャンデリアから圧倒されて始まったオペラ座だったな、
と舞台のパリオペラ座フラッシュバックと共に、初オペラ座を想い出しました。
「重要な役割を演じた品物」・・・まさにその通り

ハンニバル
「このぉぉぉトロォオオオオオフィィ」
吉田カルロッタの歌声超音波が耳にジンジン響いて、こちらの体も
共鳴しているような大迫力の一声。吉田さん、本当に凄いですね!!
コーラスガール 笠松クリスの登場に目が釘付け。常にトランス状態で、
何かを思い詰めているような、儚くてせつない表情は本当に素晴らしい。
いつも白のネグリジェに裸足で崖の淵に突っ立って、
天から降り注ぐ光をひたすら待っているようなイメージ。
一歩間違えば奈落の底に落ちるとも知らず、その崖がパパのいる天国に
一番近いと信じて近づいてしまう。笠松さんの、そんな危うさもしっかり秘めた
クリスフェイスは本当に理想的です。メグに話しかけられても、うつつ感keepで、
決して笑わないんですよね。笠松クリスが笑うのはリトルロッテとオールアイアスク、
マスカレードの、ラウルと居る時だけ(劇中劇は除く)。本当に徹底してます。

ところで、吉田カルロッタの「スィンク・オブ・ミー」
私は凄くいいな と思ってしまいました。
鼻にかかった嫌な感じで歌うカルロッタですが、どうも吉田さんのそれは
お上手な上に耳心地が良く、本当はダメなのかもしれませんが
カルロッタで聴いてみたい歌、と思ったのは初めてでした。

「それが・・・言えないんです」
この笠松クリスのセリフを聴いた時、実はすごい鳥肌が立ってしまいました。
ここは英語セリフですと「I don't know, sir...」で、
そもそも「(歌の先生を)知らない」わけです。
いつもだと「知ってるけど言えない」みたいに聞こえてくるのですが、
笠松クリスは「言えない」が「分からない」と聞こえた気がして、
本当に「はっ」としました。
笠松クリスは音楽の先生が誰なのか分からないんだ!と。

スィンク・オブ・ミー
どの曲もそうですが、本当に言葉一つ一つ、音の一つ一つを丁寧に
歌い上げる笠松クリス。素晴らし過ぎて書くことがない(笑)。
ラスト「あぁ いいいいいいいい!!」
先回よりすこぶる良く、いつものクリスタルガラスが響き合うような歌声、
解放された声量、完璧なピッチ、どれをとっても最高です!

リトル・ロッテ
「あなた、ラウルなのね!」
このシーンも本気でクリスティーヌが居る、と思いました。
なんて完璧なセリフ回しなんでしょう、笠松さん。
ちょっと子供っぽくて、でもレディーで、でも誰にも言えない秘密を持っている。
ちょっとしたアクセントが実にうまい!一番いいところを狙い撃ちした抑揚は
クリスがしゃべってる、と思え、これは凄い才能とセンスです。
しかも、岸ラウルのセリフもスッと心に入って、
「海に飛び込むなんて、果敢なぼっちゃんだ」で、
それがこんなに大きくなって、魅力的な青年になったなと、
成長まで感じてしまいました。3日前と同じ人とは思えない(笑)。

ミラー
「私がいるのだ そのなはあああ かあああ にいいいいい!」
ぐわー!きたー!高井ファントム、これは好調の兆しな「にいいいいい!」
鏡越しにクリスガンミな瞳が色んな意味で怖いです(笑)。

オペラ座の怪人
「歌え!私の音楽の天使!」
クリスをボートから降ろし、舞台下手でテンション上がりまくる高井ファントム。
その場スキップはまだ健在だ~(笑)。セクシーファントムスマイル
うおー 歯を見せないうっすらと開いた口元気持ち悪いくらい素敵!
まじめに褒めてます(笑)。それを想像してしていたんですよ~
期待を裏切らない官能スマイルになってる~
これ、やばいです。ファントムで笑う高井さんて、本当に素敵
なんでだろう(笑)。
そんな色っぽい笑顔で、オールバックに手をなでつけていくとは、
レディーキラーにも程があります。こりゃ、参った。めっちゃカッコイイ。
この瞬間、オペラ座は気がフレた乙女祭りだったのでは(笑)?
「歌え!私のために!」
オルガン壇上、宇宙からワープしてきたような両足着地と、まるでむせたかのように
両手を胸元でバシバシ叩きながらの「わ!た!し!のために!」
はい、はい、仰(おお)せの通りに(笑)。

ミュージック・オブ・ザ・ナイト
先回も素晴らしかったのですが、上回りましたです。凄いです。芸術です。
「やすらぎの夜」
で、手のひらを上に向け、小指からなめらかに折りたたまれていく右手は
何度見ても美しいですね。高井ファントムの手も本当に色っぽい。
心のおもむくま・ま        あああああ
過去最高です。こんなに長くて美しくて迫力のある高井ファントムの
「ままー」はかつて聴いたことがない。
1、2秒程長く感じましたし、最後もキレイに決まって、凄い完成度でした。
最後の「二人は歌うのだ 夜の調べの中に          ぃぃぃ」
も先回に劣らず長くて、ビブラートも美しく完璧。大変素晴らしかったです

怪人の隠れ家
今日はミラー側で、高井ファントムのお顔は拝見できませんでしたが、
なんちゃらしそうなシーン・首を横に振って「だめだ、だめだ」な所作、素敵でした~
本当に細かい所作が次々変わって、以前から官能美放っていましたけど、
こんなに色気を掘り下げられるなんて、どうなっているんでしょうね!?
高井さんという方は(笑)。

支配人オフィス
全く驚いたことに、岸ラウルが随分男らしくなって
「クリスティーヌに会いたいんだ!」な20歳青年の血気盛んさ、
なんかも感じました(笑)。
吉田カルロッタ&永井ピアンジ
「見捨てられた 歌わないいいいいい!」
凄い迫力でしたね!吉田カルロッタの歌声には聞き惚れてしまいました。
横山ジリーキンキンの高音&小林メグの真っ直ぐな声。
増田アンドレ&平良フィルマンのこれでもか、な声量。
しかも2.5割増しに岸ラウルの声量が増えた気がして、
女声も男声も大合唱!
うたあ・ええええええええええええええ!!
ぎゃー!すごーい!迫力の波に押されて怖ーい!大大大拍手~

ブケ―首吊り後
「クリスティーヌ 僕と一緒に来るんだ」
「待って 上へ行きましょう 屋上へ」
ここのクリスセリフはどの方も「屋上へ!」とセキを切ったような言い回しをしてる中、
笠松クリスだけは「屋上へ・・・」とまるでファントムに導かれてしまったように
思わずそう言った、なセリフ回しなんですね。
こんなところも明確な違いがあって、笠松さんがどれだけクリスの人格を考え抜き、
細心の注意を払っているかをうかがい知った瞬間でした。
笠松クリス&岸ラウルの
「ザ・ファントム・オブ・ジ・オペラ 今潜むの(ぞ)」
もピッタリでしたね~ 
岸ラウルの「クリスティーヌ!」は優しさ100%から7:3で強さや頼り甲斐も
入っちゃって、何とも言えない「クリスティーヌ」になりました。
中井さんがガッチリ頼れる「クリスティーヌ」なら
涼太さんは「愛してる」な「クリスティーヌ(による)」ですか(笑)?
単純に名前を呼ぶだけでも、セリフって本当に難しいですね。

All I ask of you
歴代の殿堂入りなAll I~を思い出すと、もうちょっと時間かかりそうですが、
個人的には拍手したくなるような、20歳の男女がおずおずと愛を確かめる、
な甘くて清々しい出来映えだったと思います。
それにしても、こんなにラウルが一生懸命歌っているのに、
思わず星空に手を伸ばし、うつつな表情を浮かべる笠松クリスには感心しきり。
横で岸ラウルが手を握っているのにですよ?
「言って二人の愛の誓いは」
と自分のパートになると正気を取り戻す、というクリス表情は本当に見事でした。

アポロシーン
「愛を与えた 音楽を与えた」
今さらですが、この高音も本当に完璧に歌いますね、高井さんは。
音域を広げるのは出来ても、プラスきれいに歌うとなると話は別ですから、
改めて「凄いな」と心底思いました。
クリス&ラウル「どんな時でも二人は共に」
耳を塞いで身悶える高井ファントム。All I~が良かったので、
ここは説得力がありますな。
「決してぇぇぇ ゆるしぃはあ しなあいーぞおおおおおおお!」
本日も大迫力の声量&ロングトーン!
ティンパニ音の雨の中、高井ファントム怒りの
「行けえええええええ!」
シャンデリア~ クリスびっくり ラウルもびっくり 
ダダダ・ダン!

2幕へつづく~
スポンサーサイト
このページのトップへ

FC2Ad

Information

みんとむ
  • Author: みんとむ
  • 独断と偏見に満ちています。
    でも楽しんでくれたら、       うれしいな。
    ブログ内の文章の無断転載・複写はご遠慮下さいませ。

Search

Calendar

07 « 2018/08 » 09
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

 

プロフィール

みんとむ

Author:みんとむ
独断と偏見に満ちています。
でも楽しんでくれたら、       うれしいな。
ブログ内の文章の無断転載・複写はご遠慮下さいませ。

The phantom of the opera

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

カテゴリ

カウンター

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する