『オペラ座の怪人』は凄いし、好き。

『オペラ座の怪人』をひたすら愛するブログです。

2014年1月13日 札幌公演

ファントム    高井 治
クリスティーヌ 笠松 はる
ラウル      中井 智彦
カルロッタ   浅井 美波
メグ・ジリー   中里 美喜
マダム・ジリー 早水 小夜子
ピアンジ     橋元 聖地
アンドレ     北澤 裕輔
フィルマン   増田 守人
レイエ      林 和男
ルフェーブル  川地 啓友
ブケ―      佐藤 圭一

札幌公演2日目。キャスト同じ。
何が違うの(笑)?
「だいたい同じなんだけど でも違うんです!」
byみんとむレイエ
だいたい1日目で完結してそうですが、やっぱり舞台は生きものです。
1/12レポが④までいってしまい、お疲れのところ恐縮ですが、
余力のある方は目薬片手にどうぞお付き合いください

2日目も結構な雪の中、北海道四季劇場に到着。
なので、写真使い回しです(笑)。
北海道劇場

今日は札幌の連れを伴っての観劇。
初「オペラ座の怪人」で(笑)、前情報一切なしで観ることに。
そして、連れからお借りしたオペラグラスならぬ双眼鏡。
10倍です。すごい良く見えます。11列目に着席。舞台近し!
しかもわりと真ん中だったので、視界バランス良好です。
これは東京・海劇場の7、8列ぐらいなのでは?な近さでした。

プロローグ
今日もちゃきちゃき進める、林オークショナー。
老中井ラウルの
「オルゴール これだぁぁ」
の声に、あ!やっぱり音の広がりがいい!と思いました。
声の響き方が昨日と全然違います!

「昔の亡霊も逃げ出すことでありましょう!」

シャンデリア上昇。
正面からちゃんと見ると、やはり小さいです。
で、左右のワイヤーの長さが違って、少し斜めなシャンデリア。
大丈夫ですか

ハンニバル
「こぉのぉ~ トロォォオオオオ、オオオオ、フィー」
おお!いいぞ!音響が!
「ロオオオオ マッ」
浅井カルロッタ、とても丁寧な「マッ」でちょっと「マッぁ」と
小さな「ぁ」も聴こえてくるほど。

「帰りこし 我が祖国~」
橋元さんのテノールが真っ直ぐこちらへ向かってきます!
そして相変わらず、口とがらしてみたり、右に左に体揺すったり、
落ち着きゼロ

「どうぞこちらへ」
北澤アンドレ、今日もおでこに2重線描いて、
そんなんだったらラウルに戻ってしまえ。

「ムッシュ・ルフェーブル、どうもご本心が分からない」
今日も変化なく棒読み増田フィルマン。

「マダム・ジリー!マ、ダ、ム・ジリイ!
 少々お時間を頂きたい」
のルフェーブルに「はあ?」な視線の早水ジリー。
この無表情にあって視線だけで表現するのが素晴らしく、
ゴーストに仕えるあまり感情をなくしてしまったかのようです。

スィンク・オブ・ミー
昨日も最高だったけど、今日も最高!の笠松クリス スィンク・オブ・ミー。
席が後ろに下がっても、笠松クリスの高音ビブラートは
一音一音、丁寧に聴こえてくる素晴らしさ
音が遠くまでキレイに聴こえるよう設計されているんだと思いますが、
やはり2階席がないというのは大きいです。冬は厚みのある服装の観客で、
音が吸収されてしまう中、「響く」ということが凄いな、
と、とても耳が良くなったように思いました。
ラストの流れるように落ちる「あ・あーああああああ」は、昨日と打って変わって
膨らみがあり、笠松クリスの最高の歌声を最高の状態で聴けてる!という感じ。
素晴らしい!!!

クリスの楽屋
「君の赤いスカーフはどこへやった?」
中井ラウル、相変わらず快活明瞭な滑舌。
「あたしのスカア フのた め にぃ
 う み の なかに とび こんで くだ さった かたぁ?」
てな具合で、書くと大げさですがセリフのスピードは
どんぶらこ~ とゆったり。
「かわいい ロッテ!」
中井ラウルはもう笠松クリスに首ったけなんですなぁ。

ザ・ミラー
今日もやっぱり憑りつかれた高井ファントムが見たい、と思い双眼鏡使用。
ちょっと薄いけど見えます!しかし、今日もカラオケの平たい音は、
ティンパニのドゥクドゥクドゥク~音を殺し、突然歌い出したかのような
高井ファントム第一声
「わぁ~たしの~ たーかーらものに」
ガックリ…
それでも高井ファントムボイスの響きは良く、
「私がいるのだあああ そのなーかーにいいいいい!!!」
はゾクゾクしました!
例によって笠松クリスはちら見で終わってしまいましたが、
散々頭を振って、シレッと登場する高井ファントムには
違った意味で引き込まれます(笑)。


オペラ座の怪人
「愛しい人よ~ 今宵も~」
新しい高井ファントムボイス、本当に今の高井さんの声で、
収まりが良い。同じ人物でも年月によって声のトーンが変わりますし、
その都度録り直した方がいいなぁと思いました。
何より、色気UPのミラクルボイスで重みがあって、私はこちらが好きです。
橋の上の高井ファントム、変わらず「ハードボイルド」モードで、
まるで拳銃持った張り込み刑事のごとく、目を細めて人影確認。
笠松クリスの手をしっかり握り締めます。

「歌え!私の音楽の天使!!」
おお!1.5割増しでテンション高いぞ、高井ファントム!!
今日も完璧、扇形にマントをさばき、セクシーファントムGO!
高井ファントム、猫背のかき上げ、上目使い。
野生な瞳で、すっごい笠松クリスを見ています!!
「歌え!私のために!」
笠松クリスを客席に向け、オルガン壇上に向かう高井ファントム。
「あーあああ」
ボートから降りた後はまじめに歌うはずで、
ここはまだ笠松さんの生声です!声の向きも変わりました。
「歌え!エンジェル・オブ・ミュージック!!」
今日も元気だ!高井ファントム!
音がいいので叫び声もよく通ります。
立て揺れの高井ボディーは今日は無視。
キター!MAX高音「あ~
?????
昨日と全くおんなじ、高井ファントムの「連れてぇきーたー」
にちょこっとかかり、これは…分からん
笠松さんの声でラスト高音を録り直した、と思いますけど。
長さが同じで揺らぎがない、からテープのような気が。
最前列の昨日、ちゃんと見ておけばよかった…。
このシーンは「おかわり」ですね(笑)。

ミュージック・オブ・ザ・ナイト
「もっとエコーな感じ」戻ってきました!
しかも押さえ気味だった昨日の高井ファントム、
今日は声帯解放!頑張って声張ってます!
「わぁーたーしーは お前にもとーめたー」
「しーずーかーに広がる やーみ」
「やさしいよぉる やすらぎのよーる」

これが夜だったら、犯罪ですよ、この美声は。昼間でこれですからね。
甘い、実に甘い。
「心は空に高くぅ          
ぎえええ~
わたくし、心舞いました とろけるような高音美声。
「果てしなく まーいあがーるぅぅぅぅ」
「は」の入りが吐息みたいです。やばいです。
「ぅぅぅぅ」もい~なぁ~

「心のおもむくま・ま        あああああ!!」
うおー!昨日と全然違うやんけー
すっごい「ま・まー!!!」シャワー浴びました!
劇場一杯に高井ファントムボイスがあああ!
声のオーロラが広がったようでした~

「わーたーしぃに さわってほしい」
鎖骨すっ飛ばして、笠松クリスの右胸にガッツリ手を置く高井ファントム。
右手でじっくり笠松クリスの体をなぞり、そのまま笠松クリスの
左腕に手を這わせます。あー!いつも腕の下をなぞっていたのに、
上から五指でなぞってる新しいメイク・ラブを見たようです…
外は昼間でもここは真夜中、という感じ。超ドキドキしました。
「二人は歌うのだ 夜の調べの中 にぃぃぃぃぃ」
「にぃぃぃ」のエコー感最高!
このまま眠りに落ちそうな、素晴らしい
ミュージック・オブ・ザ・ナイトでした

怪人の隠れ家
仮面をはぎ取られ、怒りつつもクリスに想いを伝えようとする高井ファントム。
「おお クリスティーヌ」
と囁きながら、手で隠していた右側の顔をあらわに。
眉ハの字で、もの凄く哀しそうにクリスを見る高井ファントム。
いつも微笑したシーンでしたのに、真逆の表情できました。
喜びやあこがれの微笑も何とも云えない表情で素晴らしかったけど、
わたくし、こちらの方が好きです。
このシーンは初めて愛する人に素顔を見せたファントムが
心も開くシーンですが、仮面をつけていない状態って
ファントムにとってばんそうこうを貼っていない傷口だと思うのです。
つまり、自分の弱いところ=本当は見せたくない
見た目も心も醜い、弱いところをさらけ出し、でも人ってみっともないところを
みせる時は泣いてしまうんじゃないかと思います。心を許せる相手ならなおさら。
なので、高井ファントムの演じた哀しみにグッときました
高井さんは基本無表情で内に秘めた感重視ですけど、
この札幌公演では見たことのない表情にちょこちょこ引き込まれます。
ファントムで切ない顔をされると、心にグサっとくる
何とも言えない表情になって、泣きそうになるのです。
切ないというより、ちょっと泣き顔みたいになるんですよ、
高井ファントムは。それがもう胸をえぐるようにたまらないのです。
高井さんの中でファントムの解釈が少し変わったように感じました。

仮面を付け、クリスに向き直る高井ファントム。
さっきまでの悲痛な表情とは打って変わって、
優しい微笑で笠松クリスを抱き締めようとします。
「行かなければ お前のことをみんなが待つ」
うわ~ この表情も素敵~ 高井さん、なにがあった(笑)?
仮面をつけることで、威厳と自信と冷静さを取り戻した高井ファントムでした。

支配人オフィス
「あの子は」
中井ラウル、前半暗くて気づきませんでした、その髪の毛の寝グセ
床山さんでも限界があったんでしょうか(笑)。
右側頭部にプチハネた髪…大真面目に歌う分、目立ちますぜ、そのハネは。

「クリスティーヌ・ダーエを帰した~」
うーん やっぱり高井ファントムのこのテープはいいです。
ずーっと聴いていたい大人の声(笑)。

そしてまたまたプリマドンナ前座合唱で、凄いことが起こりました。
マイク壊れるかという勢いで、中井ラウルが6人の声を抑え
狂ったようなはち切れ声の
「次はなんだろおおおおおお!!!」
しかも舞台下手玉座側はじっこに位置していたのにもかかわらず、
少なくとも私の視界に入っていた全ての観客が中井ラウルを見ました
それもF1レースで今Car通りましたか?な速さで一斉に、です。
違った意味で、全部持って行った中井ラウルでした

プリマドンナ
もう先に云っておきます。
昇天…
昨日と響き方が全然違って、中井ラウルも半端なく、
北澤アンドレの声も真っ直ぐ通ってくるし、
早水ジリーのビブラートはグリザベラだし、
橋元ピアンジは突き抜けて、浅井カルロッタの声を先頭に
「歌・えええええええええええ!!!」
何が起こったか、ちょっと記憶がなくなるような感覚になりました。
特に浅井カルロッタの声はこれまた劇場一杯、窓ガラスあったらハジけ割れ。
大声量の最強歌唱チームでした。
素晴らしかった!!

All I ask of you
昨日の告白で見た笠松クリスのはにかみハニーフェイスで
惚れ直したのか、今日はさらにHOTな中井ラウル。
でもこの後のキャス変を思うと、だよね、とついいじわるなことも思いますが(笑)。
だって、笠松クリスとっても可愛いんですもの
今日は一段と、しっかり手を握って、しっかり抱き締め、瞳キラキラ、
たまらなく優しいまなざしで笠松クリスをしっかと見つめ、そしてとっても力強い。
素敵です、子爵様そして今日も
「クリスティーヌ I love you」
ぎゃ~ 笠松クリスの何とも云えないその照れたような
初々しくも喜びと純愛を混ぜ込んだような笑顔がたまらなくカワイイ~

アポロシーン
今日はガッツリ拝見できました~。11列ながらかなり近い天使像。
しかも、10倍双眼鏡を使って、過去最高にUPの
高井ファントムを見てしまいました。
このシーンの高井ファントム視線は、客席を見下ろすので、
ちょうど今日の座席周辺は視線ビンゴです。
なので、双眼鏡越しに目と目が通じ合い過ぎて、途中怖くなり肉眼に変更(笑)。
「愛を与えた~」
までは淡々として、じーっと私も双眼鏡で見つめていられましたが、
クリス&ラウルが歌い終わる頃の、高井ファントム怒り心頭顔が
まじで恐ろしく、「至近距離から双眼鏡で見るんじゃない」と
怒鳴られるかと思いました。
かすかに震えているような、激怒り感がとても伝わってきて、
いつもその視線が恐ろしいとは思いましたけど、
体全体で怒り狂ったオーラを初めて見た気がします。
「これほどのおおお はずかしめを
 決してぇええ 
 ゆるしーはーしなぁいーぞおおおおおお!!
 」

「ぞおおお!!」吠えてます(笑)。
というか、そういうふうに聞えるエコー感。
「行けええええええ!!!」
シャンデリア~
「あーはっはっはっは!」
ダダダ・ダン!!

つづく~
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