『オペラ座の怪人』は凄いし、好き。

『オペラ座の怪人』をひたすら愛するブログです。

オペラ座と佐野さん、二つに会える歓びに
飛行機がtake offした瞬間、感極まって涙。
今回のオペラ座は涙にはじまり、涙に終わりました。
おかげで、月曜は目がガチャピンで腫れてます。

10/4マチネ・ソワレ、10/5ソワレで観劇致しました。
ソワレになると本領発揮の傾向を感じるキャストもいますが、
佐野ファントムに変化はなく、というか、佐野さんはいつも
全力投球なんだ、ということがよく分かりました。
多少の調子はあるにせよ、佐野さんは全く手を抜くことはありません。
はるちゃんは、登板直後でも全くブランクを感じさせない
クリス完成度でしたが、クリススイッチがONになった瞬間があって、
ガラッと雰囲気&顔が変わってしまったので、本当にびっくりしました。
10/4ソワレのPONRからクリス降臨。
オーラがグッと濃くなって、10/5のラストでは
佐野ファントムとはるちゃんクリスがぴったり重なった
最高のシーンを魅せて頂きました。
佐野ファントムに関しては、エリック過ぎて、逆に書くことがないくらいです。
分からない人は小説「ファントム」を読んで、佐野ファントムを観に行ってください。
と云ってしまいそう。今まで書いてきたエリック像が、
佐野ファントムに凝縮されております。

札幌のお天気は雨、でしたが劇場に着く頃はこの通り。
IMGP0328.jpg

IMGP0329.jpg

実際、気持ちの良い秋晴れでした。
東京から本気の汗だくで札幌に向かいまして、
むしろ涼しくて気持ちいい!!コートなしでも、快適です。

こちらはソワレ前。
IMGP0333.jpg

札幌のこの時間はもう真っ暗かと思っていましたが、
まだ明るいのですね。日が落ちるとちょっと寒いです。
が、オペラ座熱のせいもあり、私にはちょうどいい気温で。
特に10/4マチネは興奮しすぎて、違った意味で手が震えていました・笑。
今回も3公演通して、選りすぐりをPICK UP。

IMGP0331.jpg

プロローグ
「オルゴール これだぁぁ」
お久しぶりです、涼太ラウル。
実は、涼太ラウル&笠松クリスも初だったような。
今日は楽しみにしています。特に、オペラ座屋上を。
アンサンブルの土居さん、野村さん、瀧山さんがずらっと並んで、
北オペラ座ならではの豪華さ。
そして、林オークショーナーの相変わらずぶっきら棒な
「ではお次は665番。手回しオルガンの形に仕立てた・・・」
は念仏のようです。これほど同じ役を続けるというのは、
まるで修行僧さながらですね。
そして、ふと気が付けば、音楽のテンポが元に戻っていました。
やっぱり最初は分かり易いようにスローだったのでしょうかね。

ハンニバル
3公演通して、思わず見入ってしまったのは土居さんです。
もう可愛くて、可愛くて、仕方ありません・笑。
アンサンブルの演じ込みも増し、伸び伸び、そして楽しそうに、
細かい表情・しぐさが素晴らしかったです。
笠松クリスと前後で並んでも、私は土居さんを見てしまいました。
小さなお口をひし形いっぱいに大きく開けて歌う
「ハンニバルをおおおおおお!!」
カワイイ!!!!しかもうまい!!!!

吉田カルロッタは、全く衰えを知りません。
爆発的大声量の歌声で、他を圧倒していました。
あの小柄な体からは想像できない音量です。
同じソプラノでも、これだけ劇場を揺らせる方もおられないでしょう。
キンキンにして、耳心地抜群。声・声量・歌唱力、
3拍子揃った天才プリマドンナと思います。
そして、ぶーたれ顔もいちいち可愛いですね(*^ ^*)
永井ピアンジも頑張っていました・笑。ハイCへの気合いが伝わってきます。
「素人どもが」も前回同様、地で行く「捨て」ゼリフでした。

ムチ男・佐野隼平さんも変わらずのハイジャンプ。
安定感、バッチリでございます。

初・佐和ジリー。
オペラ座初演からご出演の佐和さんですが、
当時はアンサンブルで分かりませんでした。
しかし、思った通り、透明感たっぷりのお声でジリーとはなんぞや?
後半は、近しい早水さんのジリーと何が違うのだろう、
と佐和さん登場の度、考え込んでしまいました。
とにかく佐和さんの声と雰囲気は、とっても優しく品行方正。
とてもダークサイドに落ちていくタイプではないのです。
まるで修道院長先生が、オペラ座に身を隠しているような。
「クリスティーヌ・ダーエ?もっと集中しなくちゃいけません」
はーい、先生。とペロッと舌を出しても怒られないようなソフトさだったですなぁ。

スィンク・オブ・ミー
が、始まる直前、支配人BOX席下>葉巻を取り出す青木フィルマンを
注意する増田アンドレさんのマイクに入らないセリフ。
「だめだよ リシャール 」
人前では「フィルマンさん(マスカレード)」なのに。
いつからそんな風に呼び合うようになったのよ。

「忘れないでいてね 過ぎし日の愛を 
 いつかあなたの胸によみがえる」
稽古が本番へと場面転換する中、後ろに下がっていく笠松クリス。
はれ?もっと一番後ろまで下がっていたのに、
舞台中央でお着替え開始。ちょっと転んだという噂もあり、
確かにあの距離を後ろ走りとは、今までよく転ばなかった、なのかも。
なので、結構よく見えます。林レイエがスカート持つ係りなんだ・笑。

「夏の日々 遠くに去り」
ひつこいですが、まさにクリスティーヌ・ダーエでございます。
笠松はるちゃんは

「あれはクリスティーヌ!ブラバ!!」
フツーに登場、涼太ラウル。

「ふたーりーのー」
「あ・あ・あっあっ・・・・・」
「あぁぁぁぁぁいぃぃぃぃぃ!!!!!」
笠松クリス、凄さ更新。美しい響きと声量があいまって、
なぜかこんなところで涙がじわーっと、きてしまいました。

「きっと あの方も喜ぶでしょう」

 「ブラヴァァァァ ブラヴァァァァ 
  ブラヴィィィスィマァァ」
 

佐野ファントム            !!!
本当に!佐野ファントムがいる    

ミラー
わたくし、もう緊張して、どうにかなりそうでした
ティンパニの高鳴りと共に訪れたその時。
 「わーたしーのー 宝ものにー
 手ぇぇぇぇを出す やつぅうう」
 

                    ッ!!
佐野ファントムの声が聴こえる~
佐野ファントムを一日千秋の思いで待っていました。
嬉しくて涙が止まりませんです。
「鏡に向かって 瞳こらせば」
「私がいるのだあああ 
 そのなぁあかぁああにぃいいいい!!!」
いる                !!!
佐野ファントムが           
佐野さん独特のつぶつぶビブラート、
「ここだエンジェル・オブ・ミュージィィィッック」の鋭い「ッック」、
どれをとっても「ざ・佐野ファントム」が目の前に現れました。
感極まって涙全開。
そこへまさかの涼太ラウル。

「えんぢぇるぅ?」
オイッ
相変わらず変なイントネーションに
人は泣きながら笑うことができるのですね。

オペラ座の怪人
「愛しい人よ 今宵も」
テープでも佐野ファントムの声はキラキラです。
「ダ・ファアアアアントム・オブ・ジ・オペラ そう私だ」
の「ファアアアアン」が音割れしてしまい、残念の極み。
そこが一番、いいんじゃないの~、もぉ~。
橋の上に、現れました佐野ファントム&笠松クリス。
背が高い!!!
マントが揺れる!!!
なんでもいい!!!
「夢の中で ささやくぅぅぅ」
来ましたボート!
これぞ、アルプの裏表紙を飾った
佐野ファントム&笠松クリスのボートシーン
であります!写真と全く同じ角度から観ることができ、
おお!すごい!同じだ!
本物のエリックとクリスティーヌが!
これを完璧というのです。

笠松クリスの手を取ってボートを降りる佐野ファントム。
と、ここで、ずっとボートを降りた後はまじめにクリスは歌っていると
勝手に思っていたのですが、全く最後までテープだと知りました。
多分、登板したてのクリスだったから気付けたのですけど、
普段は本当にぴったり口パクなさっているんですね。

「歌え!私の音楽の天使よ!」
背中ごしでも、素敵な佐野ファントム。
手を広げると、マントが大きく広がって、なんだかそれだけで男らしい!!!
帽子を投げ、マントは傘が閉じるようにシュッとたたまれボートの上へ。
おもむろにクリスに近寄り、軽く仁王立ち。すっと伸びる御身脚は、細くて長し。
腿から腰、胸元へと両手を引き上げ、
右手=仮面、左手=頭部からかき上げていく佐野ファントム。
仮面に手を当ててくれる様に、山口ファントムの面影が!!
キュッと目を細め(キャー!)、カッと目を見開き(キャー!)、
「歌え エンジェル・オブ・ミュージック!」
このセリフにも少し山口ファントムを感じ、心の中は萌え嵐。
「歌え!私のために!」
佐野ファントム、最高            !!!

ミュージック・オブ・ザ・ナイト
「連れて来た 甘美なる世界に」
「私はお前に求めた」
「私のために歌ってほしい どうか」
「私」のところを今回はとても強調している佐野さんファントム。
「私」と歌う度、ただでさえ大きな瞳をガッと見開きます。
ここからすでに、エリック的「僕を見てほしい 僕を選んでほしい」
の叫びが聞こえるよう。

「やさしい夜 安らぎの夜」
笠松クリスを見つめる横顔、わきに当てられた左手、指先までエリックな右手。
これまたアルプの裏表紙、素敵過ぎる佐野ファントムを生で拝見。

「耳をすまーせて 聴いてみたーまえ」
笠松クリスの耳に手をあて、アゴにひるがえし
引き寄せ、、、キスしそうでしない代わりに
「ゴクっ・・・」
と何かを飲み込む佐野ファントム。唇もキュッとしちゃって
たは~
もう、参っちゃうよね…佐野さんの悩殺ファントムキャンペーンは。

「心開いて 夢を咲かせる」
頭上高く広げた両腕が下りると共に、鉄格子も下へ。
「君は私のもの」
で、鉄格子を背中に、それぞれ左上・右下斜めに伸びる長い腕。
そんなちょっとした所作もすべてが「エリック」。
「心のおもむくま・まあああああああああ!!!!」
キャ                 
迫力のMAXつぶつぶビブラート!
素敵                 

「・・・わぁは たぁしぃに ゆだねてほしい」
笠松クリスを左腕に抱き、耳元にグッと唇を近づけ、
ささやくように&吐息たっぷりで歌い出す佐野ファントム。
これは反則だ…
よくはるちゃんは「むふっ」って笑ったりしないなぁ、と感心しきり。
嬉しいのと恥ずかしいのと吐息でくすぐったいのとで、
気がふれそうなところですのに。

「私にさわってほしい」
これは驚きましたです…
東京公演よりいろいろパワーUPしている佐野ファントムですが、
ここも?そんなに?否、そこまで??
笠松クリスの胸どセンターを右手でガッツリさわっていく佐野ファントム。
心臓が「ドキッ」をすっ飛ばして、「ドクッ」ってなりました・笑。
見てはいけないもの見てしまったような。
パワーUPというか、やり過ぎでは・笑?
高井ファントムの「さわってほしい」を超える人が
現れるとは思いませんでした。まさかそれが佐野さんとは・笑。
高井ファントムがむしろ控え目に思えてくる程です。
笠松クリスがファントムにさわられて「はっ!?」とする感じも、かなりリアル。
そんな右手を佐野ファントムは、クリスの左腕に這わせつつ、
さっきのいけないお手々とは思えない優雅さで、
指先がきっちり揃えられていきます。

クリスの手をしっかり握って花嫁鏡へ。
「闇をおさあああめる 私の力に!!」
もの凄い力強さと声量で、訴えるような佐野ファントムです。
ここでも「私」の強調代名詞。
握られた左手こぶしに力が入っているのが見えました。
鏡のダストカバーを取り、力強く打ち捨てるその手!
何度観ても素敵&ドキドキです

「二人は歌うのだ 夜の調べの中にぃぃぃぃぃぃ…」
クリスの頭上そばで、そっとかがみこんで歌う佐野ファントム。
高音ロングトーンを優しくきっちりきめ、
その顔は天を仰ぎつつ、右上を見るように傾けられました。
ちょうど月光が仮面に射すような光の当たり具合の中、暗転。
幻想的な佐野エリックでした。

怪人の隠れ家
「待て!!何をするこいつめ!!」
低姿勢で追いかける佐野ファントムは、まるで獣のようです。
でもそれはビーストではなく、檻に入れられ、
脅え続けた体の形を見るようでした。
「これが見たいのか!」
佐野ファントムの叫びに、
―君たちはそれほど物好きなんた。きみや他の女ってやつは!―
小説「オペラ座の怪人」の中にあるエリックのこのセリフを思い出しました。

「おお クリスティーヌ…」
心の内をさらけ出し、弱い自分を見せた佐野ファントムの
泣き出しそうな表情。それは幼少期のエリックに戻ったようでもあります。
仮面を付け、威厳と自信を取り戻す佐野ファントム。
笠松クリスにゆっくり近づき、両手でその愛くるしい顔を包もうとします。
「ダメだっ!!」
と自分に言い聞かせるように体をそらした佐野ファントムは、
クリスの手を取り立ち上がりました。
「行かなければ お前のことをみんなが待つ」

つづく
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