『オペラ座の怪人』は凄いし、好き。

『オペラ座の怪人』をひたすら愛するブログです。

(1幕)
支配人オフィス
青木フィルマンは本当に最高でございますね!!!
顔芸はもちろん健在で、マイクに入らないセリフは
都度都度新しくなり、毎回楽しいです(*^_^*)
カルロッタがブチ切れで登場し、ラウルに手紙の疑いをかけます。
「本当にあなたじゃないというの」
「手紙を見せてごらん」
で「ついに君の主役は終わる~ひどい目にあうぞ」
と読み終わった手紙をラウルから受け取った、青木フィルマンの一言。
「え”  、、、」
と言って、ラウルから受け取った手紙をガンミ。
え”-、って、それこそ、えー・笑

プリマドンナ
10/4は、マチソワ共に吉田カルロッタだけが頑張っていたのではないでしょうか。
10/5は、今日の本気は一体なんだ?と思うくらい全員声張ってましたけど。
佐和さんは大変な声量をお持ちでしたので、プリマドンナはちょっと
期待してしまいました。劇場一杯に響き渡る、佐和さんソプラノを
拝聴した時は圧巻だったのですけどね。
かといって、男性陣も頑張ってくださらないといけませんし。
10/5はブラボーです。

イル・ムート
殿様といえば、瀧山さん。重低音は相変わらずお見事!

殿様に手を振ってお別れする時の奥方・吉田カルロッタが
「あら?まだいたの?」を押し隠しつつ、飄々と「バイバーイ」する
表情は実にうまい!吉田さんはカルロッタデビュー直後から
とても安定した演技力で、演じ込む程に凄くなる、がすでに前提。
ゆえに、カルロッタ度は今や申し分なしと思いました。
当初から歌唱は完璧でしたし、どの役をおやりになっても
本当に器用というか、吸収力の早さと巧みさは天才的ですね。

「5番のBOX席は空けておけと言ったはずだ!」
これでもかと顔を上げ、しっかり確認しました、佐野ファントム。
背丈があるので、ちょっと乗り出してくださるだけで、お姿はよく見えます。

ケロケロ状態の吉田カルロッタが歌えなくなり、始まりました。
「第三幕からのバレエ」
それでも、チラチラ現れるファントムの影にダンサーたちが叫びます。
「キャー!!」
そこへ唯一の男子バレエダンサー・隼平さんによるスティックの一撃。
ガン!!
思わずそちらを見てしまう程、床に打ち付けております。
黙って踊れ!!!な、おっかない表情の隼平さん。
ムチといい、スティックといい、床を打たせたら右に出る者はいないね

オペラ座屋上
「どうして ここへ」
お・・・涼太ラウル、何かが違う。
どうして?ここへ?の不可解な表情。
「帰ろうよ」
ちょっと弱気な帰りたい気持ち。
殺されるわ、と脅えるクリスに、何言ってるんだ!?な
「馬鹿なことを」
涼太さんがもの凄く丁寧にラウルを演じていて、とても素敵でした
やはり元ラウル・佐野さんがいるためか、気合いが違うと感じます。
マネージャーシーンももちろん良く、クリスと一緒ですと格段に良い涼太ラウル。
長くなってしまうので、割愛したリトルロッテも
クリスとの再会がうれしくてたまらないラウルを見せてくれました。

All I ask of you
「クリスティーヌ!」
大丈夫だよ、こっちにおいで、と聞えてくるよう>涼太ラウル。
いやーん 涼太さん、なんて優しいラウルでしょう
「涙おふき 心静めて」
笠松クリスの顔を両手で包み込みながら、親指で涙をふいてあげる涼太ラウル。
「夜の闇は 今消えてゆき 光が輝き」
夜空を見上げる涼太ラウルの瞳も信じられない程
キラキラ輝いておりました

「今 君を愛す」
静かにゆっくりキスをする2人。
涼太ラウルが右手でがっしり笠松クリスの後頭部を包み、
ひしと抱き締め合います。
なんだ~ いいじゃな~い かわい~

「共にぃぃぃ どこまでも二人で」
「共にぃぃ」のテンションが2人とも息ピッタリ!
素敵、素敵~
3公演目が一番良くて、もちろん拍手~

「クリスティーヌ I love you 」
はにかみ気味にほほえむ、笠松クリスの可愛いこと!!!
「あたしを 導いて」
ああ!と聞えてきそうな、涼太ラウルの静かなほほえみ。
わ~!もう完璧ですね!!
「はぁ?なんで俺が??」の時代が終わってよかった!
涼太ラウル、本当に素敵 子爵様!満点でした !!
ブラボー!!!

All I ask of you(リプライズ)
アポロシーンの佐野ファントムは、座席的に
絶対観えない位置だったのですが、オペラ座の神様は
私にチャンスを与えてくれました。ちょうど天使像の腕のすき間から、
佐野ファントムが見えないこともなく、
首がつっても構わない&あり得ない姿勢で見上げ、
なおかつ3公演目にして隣が空席だったので、
思い切って体を横に傾け、のけぞって観てきました。
「愛を与えた 音楽を与えた~」
力の抜けた、無表情に近い佐野ファントム。
「愛する者に 今裏切られてぇぇぇ」
徐々に顔が崩れ、今にも泣きだしそうです。
「クリスティーヌ…(嗚咽)クリスティーヌ…(嗚咽)」
思い出すと涙が    !!!
どのファントムも切ないシーンのひとつですが、
この引き裂かれるような佐野ファントム「クリスティーヌ…」は
とても聞いていられないものです。

後半に入ってきて分かったのですが、
「オペラ座の怪人」「MOTN」の佐野ファントムは
狂気をチラつかせつつ、音楽の天使を保つがごとく
とにかくクリスと「優しい夜」の中で「夢を咲かせる」ことに
専念していたんだな、と。
そして、佐野ファントム自身も夢見心地のようでした。
なので、ひたすら「幻想的」な印象です。

「Ⅰ」は淡々と動きの描写だけを書いていますが、
その動きこそが佐野ファントムのクリスへの想いに他ならないと、
私は感じました。気持ちより、体が動いちゃってる、というんですか。
テーブルにコップがあって、飲みたいときには勝手に手がコップに行くように、
いちいち「喉が渇いたので、今から右手をコップに伸ばします」
と自覚して飲む人はいないでしょう。
逆に、コップに手をやることで、自分は喉が渇いていたんだ、
と気付くような時差があります。

この時差のように、思わずクリスにキスをしたくなり、
唇を近づけてみて、「あ、私はクリスにキスがしたかったんだ」
と我に返るように顔をそむけてみたりと、佐野ファントムの表現が
徹底して「無意識の意識」によって成立しているようでした。
「私にさわってほしい」も本当は自分の方がクリスに触れたくて仕方なく、
気付けば自分でも驚くほど触れてしまったエリックだったのかも、とか。
しかし、ここまでの表現を完成させるには、やはり年輪のような
積み重ねが必要ではないかな、と思いますね。
特に「MOTN」の佐野さんは歌に任せ、歌が全てを語り尽くすであろう、
を信じている。佐野さんが先生だった橋元さんもそうでしたが、
1幕のファントムが「静」なら2幕は「動」で、
2幕は、ファントムの気持ちがこれでもか!!!というくらい
心にぶつかってきます。それはとても耐えられない程です。

「どんな時でも二人の誓いは」
クリスとラウルの歌が聴こえてきて、耳をふさぐ佐野ファントム。
苦痛にあえぐその顔は、徐々に怒りに変わり、
目元をピクピク引きつかせ、愛憎がその顔を歪めます。
怒りに満ちた佐野ファントムの顔はまるで獣のようになってしまうので、
何とも言えない恐怖というか嫌悪というか、
イケメンのはずなのに顔をそらしたくなりました。
この辺から、やはり気持ちが入った時の佐野ファントムの表現は
尋常ではないことが分かり、前半の幻想がクリスの「夢の中で」のごとく、
しかし後半に向けて打ち砕かれていくのも分かるような感覚でした。

「これ程のおおおお!辱めをおおおお!
 決してええええ 許しは しなぁいぞおおおおお!!!」
「行けえええええええええええ!!!」
「はーっはっはっはっは」
ダダダ・ダン!

つづく
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