『オペラ座の怪人』は凄いし、好き。

『オペラ座の怪人』をひたすら愛するブログです。

大変お待たせしております・・・
ちょっと小忙しくなったのと、
書きたいことが多すぎて、ハンニバルシーンだけでも凄い長さ・・・
カットと追記の繰り返しで、もう全然前に進みませんので
小出しにUPしていきます。


10/17・18 マチソワマチで観劇致しました。
ソワレと云えばどのファントムも気合いが入る夜の時間、
と思っていたのは昨日まで。
芝ファントムの夜にそんな余裕はまだないらしいです・苦笑。
が、しかし、17(土)マチネには浅利慶太先生がお出ましなのか?
と思うくらい芝ファントムも全体的にも大変素晴らしい出来で、
同日ソワレはマチネで飛ばし過ぎて疲れちゃったかな、の「あれ?」な展開。
18(日)マチネではソワレの「あれ?」を取り戻すべく、
今度はウエバー卿がまさかの突発?と思ってしまうような
完璧な芝ファントムと他キャストが完璧なオペラ座を創りあげていました。
3公演合わせての観劇レポです。

オペラ座の怪人       芝 清道
クリスティーヌ・ダーエ   苫田亜沙子
ラウル・シャニュイ子爵   鈴木涼太
カルロッタ・ジュディチェルリ 河村 彩
メグ・ジリー          中里美喜
マダム・ジリー        早水小夜子
ムッシュー・アンドレ     賀山祐介
ムッシュー・フィルマン    平良交一
ウバルド・ピアンジ     永井崇多宏
ブケー             佐藤圭一

東京は雨。新幹線の窓の向こうも雨。
しかし、名古屋に到着した時には青空いっぱいの秋晴れに。

街中は独特で、昭和とモダンな建物が混在し、
人は行き急ぐように歩き、車道では怒鳴り声。怖い・笑。
テンションが若干下がる中、新名古屋ミュージカル劇場に到着。

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仮面のロゴが劇団四季の横にどーんとないのがさびしいです。
劇場前のポスターや看板。
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劇場内へ。わ~、クリスの楽屋がある~。
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ポスターやキャストボードもそうですが、
オペラ座名古屋カラーは今回ブルーなのですね!?
なので、グッズもブルー系多し。
四季HPグッズ写真では高井さんカラー(紫)に見えましたけど、
実際はすこーし紫が入っているのかな?な青です。
そして、速攻公演プログラムをチェック。
なんと!ラウルに!
神永東吾さんがキャスティングされていて、
えー!!!!
と思わず売店で叫んじまいました。
うわああああ(。Д゚; 三 ;゚Д゚)
これは、観たい~。けど、セリフは大丈夫なんだろうか~。
けど、観たい~。
それからグッズも下見して、そうこうしているうちに
青山さんの「まもなく開演」のアナウンスが。

ダストカバーに覆われた舞台セットを見た時、
なつかしい安堵感と共に鳥肌が。
1年のブランクはやはり長かったです。
でもまたこうしてオペラ座に会えて、感無量。
そして、びっくり>スマホで舞台の写真を撮る人たち。
係りのおねーさん、あちらこちらで注意報。
しかも注意された人>取った写真をその場でツイッター?にUPして、
なおびっくり。そんな人がオペラ座にいるとは心が痛いですね・・・。
モヤモヤとドキドキの中、気付けば場内は真っ暗に。
はー キタ!ついにキタ!
芝ファントムに会えるぞ~!でオペラ座スイッチONでございます。

プロローグ
コーン!「落札!」
「お客様の番号をどうぞ」
イケメン・青山さんがまさかのオークショナーとルフェーブル役。
ハムレットではオフィーリアのお兄様役で、大変素敵な好青年でしたのに。
ラウル候補にと思っていた私としては、
何もかもすっ飛ばして「ルフェーブル」かい、と少々気落ち。
しかも青山さん、ちょっと声が枯れ気味ですか?
それと、外国人キャストのこのセリフ。
「品物はこれでございます」
それはないだろう。この母国語なまりがどうにもならないなら、
いっそ「Showing here」と英語のセリフで言った方がいいんでは?
と、心がザワザワしていると、威厳かつ幻想的なマダム早水さんの声が。
「25フラン」
このたった一言で、雰囲気がぶわっと広がり、
やっとゴーストオークションの世界に戻ることができました。
そして、久しぶりの涼太老ラウル。
粛々と老ラウルをこなし、ここはいつもの涼太さんで、
まさかこの老人があんなギンギラギン子爵に変身するとは
思ってもみませんでした・笑。

「昔の亡霊も逃げ出すことでありましょう!」

シャンデリアの上昇と共に、やっぱりここで涙が込み上げてしまいます。
たとえカラオケでもオペラ座オーヴァチュアは、本当に最高。
こんなにワクワクするオープニングがあるだろうか。
プロセニアムアーチもその姿を現し、舞台は一気に19世紀です。

ハンニバル
アルプ・オペラ座稽古記事の中で、
スーパーバイザー助手の青山さんが
「すごくいい!すごく集中してる!どうしちゃったの?」
とおっしゃっておりましたが、まさにその通りのハンニバル。

「こぉのぉ~ トロォォオオオオ、オオオオ、フィー」
河村カルロッタ・・・わたくしですね、東京で散々河村さんの気まぐれを
拝見してきましたので、ちょっと期待しないでおこうと思っていたんですが、
3公演とも全力投球のカルロッタで、もの凄かったですΣ(゚д゚|||)
声量も衰えることなく、爆音を響かせ、セリフにしろ演技にしろ
とにかく何もかも磨きがかかったカルロッタに終始目がまん丸でした。
それこそ「どうしちゃったの?」で・笑。

「帰りこし 我が祖国~」
永井ピアンジ、お久しぶりです。
相変わらず安定したハイCはお見事でした!
ピアンジを間違いなく演じてくださる永井さん。
ピアンジキャストがなかなか育たない中、今や貴重な役者さんですね。

「いざ歌え 踊れよー かの人たたえ」
キャー、苫田クリス、あ、中里メグが登場!
一気にテンション激高
苫ちゃ―ん!!!会いたかったです―!!

「我らが英雄 迎えよ ハンニバルをおおおおおお!!!」
と、大迫力の大コーラス!
こんなに気合いの入ったハンニバルは初かも。

「どうぞこちらへ」
キター!青山ルフェーブル!
全然カッコ良くないぞ・泣。
あのオフィーリアお兄様とはまるで幻の別人。
これじゃラウルなんて絶対回ってこないよー(°_°)
新しい支配人ズにいちいち愛想笑いの逃げ腰な青山ルフェーブル。
幽霊に2万フランもせっせと払ってきたのも自業自得。
異常続きを警察に届け出るくらいなら幽霊にお金を払って済ませたい。
「どうも御本心がわからない」
さすがフィルマン、よこしまなルフェーブルにお気づきか。
実は裏の顔をもつ小悪党おやじ。
にしては青山ルフェーブル、ヘラヘラし過ぎな気もしますが、
とにかくフランクフルトへ逃げ出すまでは笑ってごまかす作戦か。

賀山アンドレ、平良フィルマン、登場。
賀山アンドレのシルバーグレーのカツラがトサカ風でくぎ付け。
もっと普通のカツラはないんですか・笑。

「むっす・ルフェーブル ただ今リハーサル中で」
本当にお変わりなく・笑、むっす林レイエ。

アンドレの希望で、エリッサの第三幕アリアを歌うことになった河村カルロッタ。
「どうぞ 思い出をこの胸に」
このもったいぶった熟女風な歌い方がまたドロドロカルロッタ全開で、
本当にお上手でした。最近はどうも可愛さが強調気味でしたので、
こういう年季の入った小憎らしさがカルロッタの見せどころと思うんですけどね。

「よくあることですから」
アンドレの知ったかなひと言に怒り出すカルロッタ。
ええ!! よくある異常なことなのよ もうしょちゅう!」
河村カルロッタの「ええ!!」に思わずビクっ
アンサンブルも一斉にカルロッタを見て、本当にリアルです。
やっぱりカルロッタはこうでなくちゃね
を随所で思い出させてくれる河村さんのカルロッタ。
本当に、どの場面をとっても表情といい、セリフ回しといい素晴らしい!

「お二人に伝言がありますのよ
 オペラ座の怪人からの」
早水ジリーのセリフ回しが恐ろしく絶妙で、
この後のセリフにしろ、手紙を読むにしろ、耳心地の良さはダントツ。
とにかく一切の無駄がない上にリアル。
しかもそのシンプルさにあって、ファントムに支配されてるような
ちょっと遠い視線。前半薄暗く語り、後半になると声のトーンが上がる。
ファントム支配から正気を取り戻す様まで、見事です。
そして、なんといっても歌唱力の素晴らしさは特筆に値しますね・・・

スィンク・オブ・ミー
恐る恐る歌い始める苫田クリス。
と、その前に。支配人BOX席下で、
「このコーラスガールぐわ?」
と、見下しと絶望のセリフの果てにタバコを取り出す平良フィルマンに対し
ここ、マイクに入らないセリフで「だめだよぉ」の増田アンドレ
不敵な笑みで頭を横に振る北澤アンドレ
などなど、どんな感じにくるかと拝見しておりますと
普通に手でタバコをさえぎって、あっさり終了の賀山アンドレ。
この後も大真面目なアンドレをひたすら演じるのですが、
アンドレは芸術肌なので、ちょっと遊びがほしくなっちゃうんですよね。
それを大いに引き出すのは青木フィルマンですから、
支配人ズの組み合わせは意外と複雑でございます。

「どうぞ、、、思い出を この胸に
 ふたりは別れを告げるけれど、、、」
で、早水ジリーを見る弱気の苫田クリス。
「大丈夫よ」な母の優しさ満面の表情で静かにうなづく早水ジリー。
もう!素晴らしい!!
ほんのちょっとのゆっくりしたうなづき、
でありながら、大丈夫と語る真っ直ぐな瞳は
何の関係もない私まで、「大丈夫だ!」と思ってしまう程。
早水ジリーの励ましに、俄然勇気とやる気と本気が爆発する
苫田クリスのスィンク・オブ・ミー。
苫ちゃんは、エネルギー配分がとてもお上手。
ゆえに、時折軽く歌っていくところもあったんですが、
この名古屋において、3公演とも全身全霊の歌唱を魅せてくださいました。
なので、このスィンク・オブ・ミーも滑舌明瞭、大声量で、
涼太ラウルの「ブラヴぁっ!!」どころか
「ブラヴィッシマ」でしょう、とこれはあの方も喜ぶ以上の狂喜乱舞であります。
苫田クリス、あまりのお上手さにこの曲でまさかの涙が
ラスト「あぁぁぁぁ いいぃぃぃぃ      !!」
は本当に!本当に!心がギュッとなるくらい素晴らしいものでした!
もちろん、場内も私も狂ったような拍手でございます。
苫ちゃんクリスすご     い!!
苫ちゃんサイコ     !!


「ブラヴァ~ ブラヴァ~ 」
わー キタ!芝ファントム第一声!
「ラ」がおそろしく巻き舌ですが、確かにイタリア語ですので
意識してるとしたら、さすが芝ファントムといったところ。

「なんて素晴らしいあなた 感激したわ」
中里メグと苫田クリスが楽屋でガールズトークです。
それも徐々に様子がおかしく
「感じられる」「不思議な」「青ざめてるわ」「気持ちよ」「どうしたの?」
おびえるような表情の苫田クリス、思わず(マイクに入らないセリフ)
「メグ」
と押し出すような声が。私、どうしよう!?な
何とも云えないクリスの感じで、すっごい良かったです~(* ´ ▽ ` *)

クリスの楽屋にラウルと支配人ズ御一行様がやってきました。
特に遊びもツッコミ所もなく、淡々と進んで参ります。
リトル・ロッテではまだ動きのない涼太ラウル・笑。
至って普通に、自分勝手に食事に誘う子爵様です。

ザ・ミラー
「わーたしのー 宝ものにぃぃ」
ワッショイ!!!
と叫びたくなるような大声量でやってきました芝ファントム!!!
あまりにも凄い声量に、ラストまで持つんかい、と
こんなところから心配する程の迫力です!
しかもですね、鏡の中がうっすら見える!
芝ファントムを鏡越しにガンミするも
高井ファントムのようにぶわんと首を振ることもなく、
すでにクリスをまっすぐ見つめ、直立不動。
「わたしが いるのだあああああ
 そのなぁあああ かあああ にいいいい」
「エンジェル・オブ・ミュージック!
 私の大切なかたあああ 
 音楽の天使なの 素敵なかたあああ」

ギャー!苫田クリスも芝ファントムの声量に応えるかのよう!
ファントムはクリスに、クリスはファントムに
会える歓喜と興奮で、これ以上ない高まりが
歌声を全開にしているようでした!

「おいで エンジェル・オブ・ミュージック」
芝ファントムのこの歌い方、海外ファントムに似てますね~。
墓場にて、もそうですが、ラミンファントムを思い出します。

そして、意気揚々と(本当に)2分後にクリス楽屋へお戻りの涼太ラウル。
「えんぢぇるう?」
まぁ、前よりは自然になったのかな・・・(°_°)

つづく~
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