『オペラ座の怪人』は凄いし、好き。

『オペラ座の怪人』をひたすら愛するブログです。

うおー。ラストまでいけなかったですー。すみません!!

2幕
マスカレード
プリマドンナのところでもお伝えしてますが、
アンサンブル・辻さんのお声が良く聴こえてきました。
基本メインのクリスとラウルは声帯温存故か、
合唱はなんとなく歌っているようです。
というか、ほぼ口パクかな・笑、と。
だもんで、ここではカルロッタやジリー親子、
イルムートの殿様やピアンジ・支配人ズはもちろんのこと、
少数精鋭のシンガーがどんだけ本気出して歌うか、にかかっております。
云わば、ハンニバル・アゲイン。
オークショナー・むっす林さん(芸大出身ですよ~、林さんは)も
加わり、マスカレードは大迫力でなければなりません。
で、サルの着ぐるみを先頭にした4人組がいますね?
サルはダンサーですが、それ以外の最低2人以上はシンガーです。
シンガーなのに、むちゃくちゃ振り付けも高度で、
動き回ってあの声量。私はいつも感心して拝見してます。
その中に居らっしゃった辻さん。
「マスカレード!!!」
あのサル軍団からしか声が聴こえてこない・・・
それとも意外に、名古屋劇場の音響がそんなに良くないのか?
ミュージカル劇場なのに??
「あれ?」「あれ?」と思っているうちに
ぼんやり終わっていくマスカレード・・・
気付けば芝ファントムの
「驚いたかね~」
色んな意味で驚いている。
スカスカのマスカレードにあっけに取られているうち、
私が常にチェックをかかさない見どころポイントを
全面的に見逃し、最後印象に残っているといえば、
芝ファントムに手招きされた苫田クリスが
自分の手を振り切って離れていく様に
大口開けて茫然とする涼太ラウルの表情である。
「なんでだよ!?!?」
と云わんばかりの。そらそうです。
「もう婚約をしたのだよ!?」
なんでだよ!?
私も色んな意味で共感してます、涼太ラウル。

支配人オフィス
「見ーたか このスコア」
からスキップしまして、ジリー登場「ここに手紙がまた」
で、杖を床に突く「コン!!」という音。
この音を出すのが実は難しいのだな、と今日知りました。
「ここに手紙がまた」
コ ツ ・・・・
しょぼい音に目がテンになりながらも
この音出すのは難しいんだー、と歴代マダム・ジリーの凄さを知りました。
真っ直ぐにある程度の力で突かないと音が出ないのでしょうね?
どの役もそうなんですけど、
みなさん小道具を何気なく扱っていますが、
たとえばオークションシーンのハンニバルポスターは
開いた瞬間音を鳴らすのが難しいそうです。
背丈がそれぞれ違うので、あの役の方は自分で腕の位置を調整して、
ギリギリポスターの木枠を鳴らせつつ、たるまないように
瞬時にポスターを上にUP。しかし、木枠は床につける
という離れ業を披露しているのです。
そんな感じで、ジリーも杖には気を遣いまくっておるのですね。

ドン・ファン稽古
「戦う相手は かのドン・ファーン!」
ここの何がよかったかと云えば、
イルムートは今回スルーしてますが、
殿様役の伊藤潤一郎さん。
このシーンではカルロッタの横で
ピアンジの音程にイライラしてるムッシュです。
「セニョール・ピアンジ!!!」
あの怒鳴り方、とても良かったですね!
瀧山さんがダントツにお上手で、いつも彼を超える
「セニョール・ピアンジ!!!」
はいないと思っていましたけど。
「セニョール・ピアンジ!コラぁ!!」
お前やる気あるんかっ!!な感じ、良かったなぁ
こんなセリフに聞き心地がいいとかあるんかい・笑、
なんですけど、ありますね、私には。
瀧山さんをご存じの方は分かってくれるはず。
伊藤さん、グレーのスーツとハットでヤンキーか、
な言い回し、独特で良かったと思います。

墓場にて
苫ちゃんクリス!
素晴らしかったですね~!!!
「でももう寂しさに耐え
 忘れなければ!!!」

で、キッと別れの決意を込め、
そこには「どうして過去は死なないの!!」の
怒りも含み、見事な表情の苫田クリスです。
「明日生きる力を 与えてほしいいいいいい!!」
きゃ           !!!
苫ちゃん!スゴ      イ!!!
東京公演でもこんな日あったかな!というくらい
素晴らしい大・大・大迫力の苫田クリス!!
思わず前にのけぞるように伸ばした両手が力強い!
「この苦しみ 悲しみに!!!」
「わ! か! れ! を」
キャ           !!!
スゴ          イ!!!
苫ちゃん!サイコ     !!!
あまりの力強さと迫力にこちらも息が止まって
のめり込むように苫田クリスにくぎ付け。
いやはや、本当に、本当に、素晴らしい!!!
あ―  すごかったΣ(゚д゚|||) 
いや― すごかったΣ(゚д゚|||)

もうカテコかと思うくらい
場内満場一致の大拍手でしたです

Wandering Child
これが、聴いてびっくり、
ロンドン版のメロディーで歌う芝ファントム。
ウワサによると、初日からこのスコアで歌うことに
許可が下りていたそうですが、許可するな・苦笑 
これはですね、25thロンドン版のDVDを観れば分かりますし、
もちろんロンドン初演のCDでもいいですが、
「ラウルパートがあって成立する曲」
だと私は思います。
クリスとファントムの唯一最後のデュエットなのに、
そのメロディーじゃもう話にならんですよ。
「エンジェル・オブ・ミュージック
 もう一度 二人は共に」
いきなり低音の、クリスのメロディーラインとかけ離れて、
間にラウルが入ってこないので、奇怪な音楽にお耳が混乱です。
以下は私の解釈ですが、
いつものWandering Childはファントムとクリスティーヌが
同じメロディーラインを歌うことで、
「もう一度 ふたりは共に」なんだと思うんです。
きっと日本版はラウルパートを入れない分、
ファントムがクリスに音程を合わせ、磁石のように引き合う2人を
表現しているんではないかな、と。
しかし2回目の
「エンジェル・オブ・ミュージック
 私の大切な人」
の「エンジェル・オブ・ミュージック」は低音で、
これはラウルがこの時点で現れ、ファントムとクリスの間に
邪魔が入ったことを示唆したかな、と思っていました。
芝ファントムのメロディーを使うなら、
曲調のバランスからしてラウルパートが必要です。
「ふたりは 共に」という歌詞なのに
相反してファントムとクリスのメロディーは離れていく。
しかしそれは間にラウルが入ったことを意味するもので
クリスティーヌ| ラウル |ファントム
な感じ。ラウルパートを入れないなら、
日本オリジナルの解釈を突き通して、曲は元に戻すべし、
と思いますね、私は。
だもんで、すっごく残念に終わっていった
Wandering Child・・・・
もちろんラウルが入れば、それは「ラスト」の前座を観るような
素晴らしいシーンになるとは思うんですけど、
ファントムとクリスだけでそのメロディーは
無理があるんではないかな。

つづく~
今度こそ!ラスト!
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